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焙煎前のコーヒー豆(生豆)は淡緑色で、コーヒーらしい味も香りもなく、そのままでは飲むことができません。
コーヒー豆は焙煎することによってコーヒー独特の香りや風味を生み出し、おいしいコーヒーが出来上がります。
今日はさかい珈琲店の焙煎機の方式についてお伝えしたいと思います。
焙煎機の焙煎方式HOW TO ROAST
コーヒーの焙煎機には、「直火式」「半熱風式」「熱風式」の3種類があります。
それぞれの方式によってコーヒーの風味に違いが出ます。焙煎店はそれを踏まえた上で焙煎機を選んでいます。
直火式
シリンダーに穴が
開いている
コーヒー豆の味が
ダイレクトに出やすい
半熱風式
シリンダーに穴が
開いていない
コクと甘みのある味が
出やすい
熱風式
熱風が横の熱源から
送り込まれる
あっさりとした味が
出やすい
さかい珈琲店の焙煎機ROASTING MACHINE
さかい珈琲店では、富士珈機の
半熱風式5キロ釜を使用しています。
機械内部にある筒状のドラムを回転させながら
直接火で焙り、さらにガスで熱した風をドラム内部に
送り込む仕組みになっています。豆の表面をこんがり
焼きながら熱風の力で内部までしっかり熱を通します。
温度計とタイマーを使って
温度管理を徹底しています。
おいしいコーヒー豆ができるまでSTEPS
コーヒー豆を焙煎機に投入する
淡緑色のコーヒー豆を焙煎機に入れ、焙煎していきます。
コーヒー豆を焙煎機に投入する
焙煎中は、焙煎の進み具合を覗き窓から確認します。
焙煎が進み仕上げの段階に入ったら、焙煎機に差し込まれているテストスプーンを何度も引き抜き、香りや色をチェックし、コーヒー豆を焙煎機から出すタイミングを見極めます。
覗き窓越しの色の変化
焙煎していくとコーヒー豆の色が 淡緑色→黄色→薄茶色→茶色→濃茶色 と変化していきます。
コーヒー豆を素早く冷ます
今だ!というタイミングが来たら焙煎機から冷却箱にコーヒー豆を一気に放出させ、冷まします。
コーヒー豆にこもっている熱でも焙煎が進んでしまうので、攪拌しながらしっかりと冷ましていきます。
コーヒー豆の完成
さかい珈琲店が使用している半熱風式の焙煎機はコーヒー豆の表面がカラメル化しやすく、甘くコクのある味になるのが特徴です。そのため苦味の強い深煎り豆でも、まろやかで口当たりが良くなります。
焙煎前のコーヒー豆と焙煎後のコーヒー豆を比べると色の違いがよくわかります。
さかい珈琲店では豆ごとに焙煎の時間や温度にこだわり、
焼きたてのコーヒー豆をご提供できるようにこまめな焙煎を心掛けています。